OMZP処理とは、溶融亜鉛めっきされた鉄鋼製品の表面に保護性でグレーの安定した色合いの化成皮膜を形成させる処理であります。下の外観見本をご覧ください。

昭和62年、当社が開発したOMZPによってその特性が、送電鉄塔・電柱など電力関係、ビルディングの内外装パネル・階段・手摺・建築構造物など建築関係、手摺・ポール・落石防止柵など道路関係で認められ、各地で数多くの実績をもつに至りました。

     
       
特 性
     

OMZPの表面は、溶融亜鉛めっき鉄鋼製品を化成処理して、めっき面にりん酸亜鉛結晶皮膜をつくり、グレーの安定した色合いによる環境調和性と耐食性の向上をはかったもので、塗装とは本質的に異なります。

OMZPは塗装に比べ褪色や剥離がなく、補修の必要がありません。
又、OMZPの色は無色のりん酸亜鉛結晶の光の反射によるもので見る角度や天候(晴天や雨天など)により色の感じが変わります。

薄鉄板などでは、めっき面に生じた亜鉛の結晶模様は化成皮膜の濃淡の美しい模様となって現れています。
塗装のように多様な色彩が得られませんが素材の質感が強調でき、ユニークな色調で自然環境によく調和します。

より深い質感を演出するN3タイプが登場しました。

 

     
外観見本      
 
結晶模様あり
結晶模様なし
N6タイプ
n6-1
n6-2
N5タイプ
n5-1
n5-2
N4タイプ
n4-1
n4-2
N3.5タイプ
N3タイプ
結晶模様について
溶融亜鉛めっきは、その冷却過程で亜鉛が凝固する際に結晶が形成されます。個々の結晶で成長方向が異なり、その違いがOMZP処理後に色の濃淡となって現われます。それによって模様がついているように見えます。ただ、鋼材が厚くなるほど、この結晶模様は目立たなくなる傾向があります。また、鋼材成分およびめっき温度条件等によっても変化します。そのため、結晶模様の発生の有無により多少明度に差が出てくることがあります。